7月31日(土)神照地区 社会福祉協議会の主催で自治会長・民児協・福祉委員の意見交換会を行いました。
自治会長・民生児童委員・福祉委員の三者が顔合わせをし情報共有や意見交換ができる場として、毎年多くの方にご出席いただいています。
今年度もコロナ禍ではありますが消毒や検温、密を避けることを十分配慮し、グループワークはホールと会議室に分かれて行いました。
また研修は木之本からNPO法人「CILだんない」の皆様にお越し頂き、障がい者の地域生活や障害についての講演をしていただきました。
代表を務めておられる美濃部裕道様から、障がいを持ちながらもご自身一人で自立生活をされているの普段の様子や、障害について(健常者の”障害”と障がい者の”障害”の違い)や社会モデルという考え方についてスライドを交えてご説明頂きました。
また寸劇では車椅子で飲食店へ向かう場面を再現して頂き、お店の対応や接し方など、その立場にならないと気付けない発見がいくつもありました。スロープがないからと入店拒否されてしまう、障がい者自身がオーダーしても同席の健常者に内容を確認されてしまう…私たちが送っている何気ない生活のなかで、いくつもの行動や心情に”障害”を科せられてしまう。そんな社会であってはならないと強く感じました。
地域の中で、障がいを持つ方とどのように関わればいいかという問題にもたくさんのヒントが得られた講演であったと思います。
CILだんないの皆さま有難うございました。
後半のグループワークでも講演で感じたこと・高齢者問題・コロナ禍でのサロン活動など、活発な意見交換が行われました。挙げられた課題や疑問については後ほど三者の皆様に書面にて結果報告をさせていただく予定です。
お忙しい中ご参加いただきました皆様ありがとうございました。